フォルスクラブが上場した際の株主優待を考える

【はじめに】
フォルスクラブは現在未上場です。
市場に公開されていませんので、株券を買うことができず、
当然のように株主優待はまだ存在しません。
ではもしもフォルスクラブが上場したら、
どのような株主優待を生み出すでしょうか。
今回はフォルスクラブの株主優待について考察したいと思います。

 

【株主優待とは】

株式投資をしたことが無い方でも株主優待のシステムは意外と知られています。
「○○社の株を持つと、××××を無料でもらえる」といったものになります。
一応「△△株所有している」という条件があり、その株数は企業ごとにバラバラ。
また、株主優待を全くやっていない上場企業も存在します。

株主優待のプレゼント内容は本当に企業ごとに異なり、規則性は皆無。
鉄道系の株主優待だと新幹線の切符無料交換券をくれるかもしれませんが、
もしかしたらリンゴやミカンといった事業と全く関係ないものを
プレゼントする企業もチラホラとあります。
利回りについても本当にバラバラです。
総額100万円分の株券を買って年間10万円相当の粗品を貰えることがあれば、
総額1億円分の株券を買って年間10万円相当の粗品をゲットできることも。
デイトレーダーの方はキャピタルゲイン(株の売買)で
利益を生み出そうと奮闘していますが、
一般の方はこの株主優待目当てで株を買うこともあります。

おまけとして、株主優待が0でも配当を受け取れることが多いです。
その株を所有することで年間○○円の現金を貰えます。
もしくはその金額分の株を新たに購入することも可能。
コチラは預金感覚で株を利用しているケースでしょう。
もちろん、株主優待と配当の両方目当てで株を始める方は非常に多いです。

 

【フォルスクラブの株主優待を考える:事業に関係あるもの】

フォルスクラブの株主優待を考えてみましょう。
まずは事業に関係あるものです。
フォルスクラブはeラーニングであり、
パソコン・タブレット・スマホを使って勉強します。
フォルスクラブは自社タブレットを製造しています。
つまり、このフォルスクラブタブレットを株主優待にすることが出来るのです。
1つ5万円相当なので、
それなりに大量のフォルスクラブ株を所有しないと貰えないかもしれませんが、
フォルスクラブが株主優待でタブレットを選べるようにする可能性は非常に高いです。
もちろん、選択式にしないと困ります。
タブレットの寿命は約2年なので、毎年貰っても邪魔になるだけ。
大事に使えば5年以上もちます。
それゆえ選択式にする必要があるのです。
意外と株主優待の中身が選択式の企業は多いですよ。
タブレットではなく、スマホやパソコンをフォルスクラブから貰うのも良いかもしれませんね。

それ以外のフォルスクラブの事業に関わりそうな株主優待でしたら、
月額費の免除でしょうか。
毎月6480円掛かる費用を1ヶ月だけ免除してくれると嬉しいです。
入会金10800円も免除してくれると嬉しいですが、
フォルスクラブの株券を持つ方は恐らく既にフォルスクラブユーザーなので、
入会金免除はあまり使われないかも。

 

【フォルスクラブの株主優待を考える:事業に関係ないもの】

フォルスクラブの事業に関係ないものも考えてみましょう。
しかし関係ないものを想像するのは非常に至難です。
フォルスクラブがどこかの農園とタイアップしていれば予想することも可能ですが、
フォルスクラブと関わりがありそうなものはそう簡単に見つかりません。
香港やハワイあたりにフォルスクラブのラーニングアイズの撮影に行っていますので、
そこのお土産でも買ってくるかもしれませんね。
香港クッキーとか香港ティー、コナコーヒーバター、
ハワイシーソルトあたりが人気のようです。
そういった物をお中元カタログ感覚で選べたら楽しそうですね。

ありきたりな株主優待でしたら、牛肉、フルーツの詰め合わせ、カニあたりでしょうか。
正直、お中元やふるさと納税の返礼品との違いが分からなくなってきそうです。
むしろ、こういったものを用意している会社があると考えた方が良いかもしれません。
みんなが欲しがるものは意外と決まっていますので、
そうしたプレゼント業者があっても良さそうです。
フォルスクラブもそうした会社に頼ることになるかも。
筆者としてはプリンの詰め合わせが欲しいところですが、
フォルスクラブはそうしたものを取り扱ってくれるでしょうか?
フォルスクラブの事業と完全に関係なくなっていますので、
ちょっと難しいかもしれませんね。
でも吉田社長がプリン好きなら、チャンスはあるかも。